「とりあえず、今月も初めはICです」


「……いい加減自重しろよな」

「ええ、これでも抑え目なんだけどな。
　最初みたいに5枚とか6枚纏めて発注してないし」


「それは最初だけにしておけ。
　というか、普通は初めにもしないからな」

「纏めて発注がいいって結構絵師さんの話聞くからついー。
　逆に1枚って頼みづらくて。つい他のも考えて2～3枚にする癖が…」


「それが美術室地獄の証拠だよな」



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「あ、予想以上に早かったね」


「当日になると踏んでいたからな」

「！！珍しく美術室増えて文句言わない！！」


「………今回は言うだけ無駄だろう。リクしたのは翠月だし」



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「というわけで、リアイベでした」


「……さすがに一日やってると疲れるな」

「そう、実は朝から参加してました。所属結社どこも顔出ししてなくてごめんなさい！！」


「そんな余裕がなかったな」

「そう…なんです。
　今回メインの子すら結社に顔出ししていないので、慧夜までやる余裕なかったんです」


「基本、リアイベ時はそんなに顔出ししてないからな。俺では」

「あの短時間で作戦調べて入力して…なんて無理！
　今回は事前にどこのルートに行くか、全部調べておいたから割りとすんなりいったけど。
　タッグ組んでるとID入力あるし、間違えてないか不安になるし。
　もう、あれだね。複数キャラなんて作るものじゃないね！！」


「それは自業自得だ」

「ここひと月、ただでさえ依頼続きで出現率落ちてるのに……。
　いい加減依頼ラッシュも終わる…と予想されますので、ぼちぼち顔出ししていきます」



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一応現在での完成版。
問題なければこれで出発だ。
確認は…明日の朝に出来れば。

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「またバトンが来ています」


「これ、この間答えただろ」

「別の子から周ってきた。はい、答えて」


「？………またアイツか。適当でいいよな」

「ダメって言っても聞かないくせに」



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